今日は、とりたてて何か記すようなこともなく、
普通の一日でした。
久しぶりに、少しだけ曇っていて、
心なしか涼しいような気がします。
もうすぐ、七月も終わり。
これからまだ、本格的な夏がやってくるのですよね。
まだまだ、暑さが続くのだろうなぁ。
かれこれ、娘にも一週間会っていない。
毎日電話をしても、ほんとうにそっけなくて、
おばあちゃんに、だいぶ叱ってもらっているみたい。
娘にとって、そうやって叱ってもらえることはありがたいことです。
そういえば、私も母方の祖母には、
いろんなこと、教えてもらったっけなぁと思い出す。
そして、よく叱られたなぁ、と。
おばあちゃんは、凛とした美しい人で、
子供四人を一生懸命働いて育てた女性。
背筋がしゃん、としていて、
顔を洗うときに頭にきちんとネットをして、
鏡台に向かってぱしゃぱしゃと化粧水を塗っているのを
みているのがとても好きでした。
その化粧水をみかけるたびに、
私の記憶の中のおばあちゃんが蘇ります。
おばあちゃんって、きれいやなぁ、
子供ながらに、いつもそう思ってみていました。
美しいということは、お化粧をしていることでも、
きれいな洋服を着ていることでもない、
その人の姿、かたち、そのものが美しいかどうか、
もっといえば、どういう生き方をしているかどうかなんじゃないかと思います。
おばあちゃんは、そういう意味で、
とても美しかったと思う。
高校生くらいになると、あまり祖母の家に行くこともなくなって、
私が好きやからと、ときどき電車に乗って、
大根のたいたのとか、きんぴらとか持ってきては、
母親がそれを駅まで取りに行っていました。
でも、きっとそれは、私に持ってくると言いながら、
あまり実家に帰れない母の顔を見に来ていたのだろうと、
大人になった今では、おばあちゃんの気持ちがとてもよくわかります。
母親というのは、そういうのもかもしれません。
昔の日本の女性は、本当に強くて逞しかったのだろうな、と
自分の弱さを感じもします。
もっと強くならねば。
そんなふうに思うのです。

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