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おこめ券 日々のこと

02.16.2011 Trackback:0Comment:2
わたしには、お父さんのようだと思える人が
唯一、ひとりだけいます。

それは以前勤めていた会社の社長です。

会社をやめたいまも、ときどき手紙を書いたり、
電話をしたりしています。

社長には娘さんが二人いて、そのうちのひとりが
私と同じ年で、仕事をしている時から
とても可愛がってもらいました。

時々、電話をすると優しい気持ちになって、
会いたいなぁ、と心から思います。

わたしが娘を産んですぐに、
元いた会社の先輩や同僚と我が家にお祝いにきてもらって、
そのとき「お祝いに何が欲しいんや?」と聞かれ、
「何もいらんよ~。こうやって来てくれただけで嬉しい。」と
伝えたのですが、数日後、手紙と一緒に送られてきたのは
「おこめ券」でした。

その当時、結構ほんとうにいろんなことが大変で、
社長の手紙には私の体を気遣う内容が書いてあって、
わたしは未だにその手紙と使えないおこめ券を持っています。

ときどき、それをみては「がんばろう。」と思うのです。

先日、ふ、と声が聞きたくなり電話をしたのですが、
いつも「元気?」と聞くと「元気や。」という答えが返ってくるのに、
「足も腰も目も悪くなって来た。」と弱気な言葉が返って来たので、
「近いうちに会おう。」と言ったのですが、
「なかなか出て行けない。」というので、とても心配になりました。

本当のお父さんであれば、いろんなことができるのかもしれないけれど、
そうではないので、せめて、娘の元気な顔を見せて、
社長の元気な顔も見たいなぁと思いました。

考えてみれば、もう80近いのかもしれない。

自分が年を重ねているということは、
まわりの人もそうなんだなぁと改めて思いました。

会える時に、会いたいひとと会う。

今年もこれだけは実行したいなぁと思います。

大好きな人には、一日でも一分でも一秒でも
笑顔でいてもらいたい。

いつか大切な人に会えなくなる日がやってくる。
イヤでも泣いても、叫んでもやってくる。

そのことを知ってからは、
電話も手紙も、会うことも、うっとおしいな、と
思われるくらいでちょうどいい、と思っています。

110216.jpg

空から舞い降りてくる雪をじっと見ていた。
向かいの工場のオレンジ色の屋根が、少しずつ白くなっていく。

寒い日は、たいせつな人の心が温かでありますように、と
そんなことを想い考えます。
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テーマ:今日のつぶやき。 - ジャンル:日記

 
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